> 松井食品のこだわり
> 黒大豆煮汁ができるまで
> 黒大豆煮汁の薬理効果


有限会社 松井食品

〒675-0162
兵庫県加古郡播磨町二子620-1
TEL 078-942-1305
FAX 078-943-1448
Mail info@matsui-food.co.jp
Map 地図はこちらです

HOME > 黒大豆煮汁の薬理効果

 飲んで実感! 薬にも匹敵する黒豆(黒大豆)煮汁の薬理効果

兵庫県加古川市にあるノザキクリニック野崎豊院長は、 「丹波の黒大豆」で有名なこの地方に伝わる黒大豆の効用に着目。 10年以上も前から高血圧の患者さんに黒大豆の煮汁の飲用を薦めてきました。 その研究結果のおかげで黒大豆の煮汁は"血圧を下げる"、 "血液をサラサラにする"などの効果が広く一般に知られるようになってきたのです。


 2週間で血圧が下がった〜高血圧

黒大豆の煮汁には血圧を下げる働きがあります。 野崎先生がある高血圧の患者さんにこの煮汁を飲んでもらったところ、 220-115あった血圧が2週間で138-80に下がったという驚くべき報告があります。

上の血圧はストレスなどの影響を受けて変動することもあるのですが、 下の血圧は動脈硬化の指標ともなるもので、 精神的な影響では決して下がることはありません。 黒大豆煮汁を飲み続けた他の患者さんからも好結果を得ることができました。 (下のグラフ参照)。これは明らかに黒大豆の煮汁が血圧の低下に関与しているといえるのです。

グラフ


 黒豆煮汁は"ドロドロ血液"にも効果アリ

もちろん血圧だけでなく、黒大豆の煮汁は血液の流れにも効果絶大です。

高血圧の章でも説明したように血圧と血流は密接な関係にあります。 高血圧は血液が流れにくくなってしまうことによって血管に強い圧力が加わり、 血圧が上がってしまう状態をいいます。 高血圧は目に見える症状というだけでなく血液の流れ(ドロドロ血液)も関与しているといえるのです。 つまりドロドロ血液なのです。

サラサラ博士でおなじみの菊池佑二先生は、 20代〜50代の男女15名から血液をとり、 毛細血管モデルMCFANで血液の通過時間を測定。 その後黒大豆煮汁を湯飲み茶碗に一杯ずつ飲んでもらい、 その1時間後に再び通過時間を測ってみました。

その結果15名中8名に明らかな改善効果がみられました。 もともと流れがいい人には血流の変化はありませんでしたが、 流れが悪かった人は全員が改善したのです。 いちばん顕著だったのは血液の通過時間が100秒を越えていたのに、 黒豆煮汁を飲んだら30秒台に短縮されてほぼ3倍の速さになった人でした。

流れが改善された人の血液の流れを見てみると、 煮汁を飲む前は血小板が凝集して流れにくかったのですが、 飲んだ後には凝集せずにスムーズに流れているのです。


 どうして煮豆じゃなくて煮汁なの?

血圧を下げたり血流を良くしたりする効果に関して、 なぜ黒大豆の煮豆でなく黒大豆の煮汁を飲んだ方がいいのでしょうか。

煮汁は液体なのですばやく血液に入り成分吸収率が良いからです。


 血液サラサラ効果のメカニズム

それでは次に、どうして黒大豆の煮汁や煮豆には血液の流れを良くしたり、 血圧を下げたりする働きがあるのかを見ていきましょう。

そのメカニズムはまだ完全にはわかっていませんが、 ひとつの理由として黒大豆の煮汁や煮豆には、 血小板の凝集能を低める働きがあるのではないかと考えられています。

納豆にある酵素"ナットウキナーゼ"はできてしまった血栓を溶かす効果があるといわれていますが、 黒大豆の場合は血液を固まりにくくしてドロドロ化を防ぐ効果があります。

また黒大豆には血管を拡張する効果があるビタミンEや、 大豆の2倍近くの量のイソフラボンなどが含まれています。 これらの成分が血液をサラサラにする影響があるのではないかとも考えられています。 ちなみにイソフラボンとは、女性ホルモンのエストロゲンと構造がよく似ていて、 更年期障害の改善や骨祖しょう症などにも効くといわれています。


 黒豆(黒大豆)の高血圧に効く有効成分

※グリシニン・リノール酸リグニン・・・悪玉コレステロールを下げる
※リノレン酸・・・中性脂肪を下げる
※ビタミンE・・・血管を広げる
※カリウム・・・塩分を体外へ排出して血圧を下げる
※イソフラボン・ソヤサポニン・・・血液をサラサラにする
※カルシウム・マグネシウム・・・血管の筋肉を柔らかくする


 副作用がなく持続性もある。その理由は?

繰り返しになりますが血圧と血液の流れは密接な関係にあります。 しかし降圧薬を飲んで一時的に血圧が下がることがありますが、 肝心の血液の流れにくさのほうは改善されていないことがあります。

また降圧薬を使用すると副作用や薬が切れた時のリバウンドなどがあるほか、 一生飲み続けなければならないともいわれているため、 薬の服用を躊躇するという話も多く聞かれます。

降圧薬で血圧が下がり高血圧が治ったように思えても、 飲むのをやめると血圧が上がってくるのは、 動脈硬化など高血圧の原因そのものが治っていないからです。

黒大豆煮汁の場合はどうでしょう。

動脈硬化の原因のひとつには悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化してしまうことがあげられますが、 黒大豆に含まれるクリサンテミンには強い抗酸化力があります。 つまり悪玉コレステロールが酸化するのを防いでくれるのです。 そのため黒大豆を飲むと動脈硬化が予防でき、 血圧も上がりにくくなると考えられています。


 飲み続けることが、効果持続のカギ

黒大豆煮汁は黒大豆の素朴な味がしみ出ていてなかなかおいしいものです。 また毎日煮汁を作るのがたいへんな人も、 黒大豆の煮汁から作ったサプリメントが市販されているので手軽に摂取することができます。

黒大豆の煮汁パワーは飲み続けることによって効果の持続が期待できます。 高血圧の要因、動脈硬化の予防をするとともに、 血液の流れを改善して健康なサラサラ生活を送りましょう。


 野崎先生の研究結果でわかったまだまだある黒豆(黒大豆)のすごい力

野崎先生は高血圧だけでなくいろんな症状の患者さんに、 黒大豆の煮汁を飲用してもらいました。 その結果高血圧だけではなくさまざまな症状にも威力を発揮することがわかりました。

※貧血・・・有機鉄などが貧血を予防

※糖尿病・・・トリプシンインヒビター・キモトリプシインヒビターが血糖値を下げる インスリンを分泌

※白髪・抜け毛・・・ビタミンE・リノレン酸が血管を広げて血行を良くし、イソプラボン・ ソヤサポニンが老化によって詰まった血管を正常化する。

※便秘症・・・ガラクトオリゴ糖が腸内環境を整え、ソヤサポニンとともに脂肪や糖分 の吸収を抑え、ペクチン・スクワレンが便秘を促す

※その他の効果・・・心疾患、声帯病変、アレルギー性鼻炎・皮膚炎・慢性気管支炎、夜間頻尿および前立腺肥大にともなう頻尿、不眠症、耳鳴り、体重減少、骨筋疾患、肝臓疾患など


 家庭でできるカンタン黒豆(黒大豆)煮汁の作り方


家庭でできるカンタン黒大豆煮汁の作り方


  1. 黒大豆50グラムを500ミリリットルの水に一晩つけておく。
  2. 翌朝、黒大豆をつけた水ごと強火で沸騰させ、弱火にして1時間煮につめる。
  3. 1回分の黒大豆煮汁のできあがり。

黒豆煮汁のご購入はこちらからどうぞ


丹波黒豆(黒大豆)/松井食品のホームへ戻る